※本作は「幸せになる勇気」の第4部~第5部までを、【極上voiceメソッド】レーベルとして、豪華キャストでリメイクしたオーディオブックとなっております。
これまでの議論に、一体どれだけの時間が費やされたいのだろう。 これから夜明けまで、あと何時間くらい残されているのだろう……
青年(CV:細谷佳正)と哲人(CV:井上和彦)による、アドラー心理学についての議論は、 教育論の話から、再び彼個人についての課題へと移っていく。 「あなたが幸せを実感できない理由は『人生のタスク』を避けているからである」と告げる哲人。 アドラー心理学と真摯に向き合ってきたと自負する青年は反論するが、その対話の中で、 アドラー心理学の語る「交友」という概念を再確認していく。 そして夜明けが差し迫った時、ついに議論は青年が真に向き合わねばならない 「ライフスタイルの再選択」へと移っていくが… …
本作『幸せになる勇気』は『嫌われる勇気』の続編にして、 アドラー心理学について学び始めた方に、「では、どう生きるべきか?」という具体的な指針を授ける実践編です。
「前作でうまく理解できていないところがあった」 「どうして自分は幸せになれないのだろう……」 こうした方達の気持ちを代弁するかのように、激しくアドラー心理学を批判する青年に対し、その「誤解」や「ズレ」を、哲人が静かに返答していきます。
後編においては ・「仕事の関係」「交友の関係」「愛の関係」という『人生のタスク』について ・アドラーの語る愛とは? ・「幸せになる勇気」とは? について主に語っていきます。
哲人と青年が交わす最後の対話…… 自らの人生を見つめなおしながら、彼らは夜明けに何を見出すのか? じっくりと、聞き届けて頂ければ幸いです。