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実説 城谷怪談 撰集二十七

著者:

城谷歩

ナレーター:

再生時間:

02:10:53

チャプター数:

4

図表の数:

0

作品紹介

実説 城谷怪談 老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。 幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。 そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。

内容紹介 「訪問」(33分) ホラーマニアのSさん。当時CM製作関連の仕事は多忙を極め、唯一の楽しみは、僅かな隙間時間に借りてくる恐怖映画だった。 その日も深夜に帰宅した一人暮らしのワンルームで、コンビニ弁当を広げテレビにかじりついていたが、急な差し込みに襲われてトイレに入る。 しかし、面白そうな怪談番組を見逃したくなく、せめてもの抵抗と音声が聞えるようにトイレのドアを開けっぱなして用を足していると、リビングから何かが軋む音がする…。

「登る火の玉」(28分) 城谷が初めて怪奇現象に出会ったのは小学校三年生の時。 小樽市にある二階建ての実家での事である。家族四人で寝ていた夜中に、尿意にたまらず起きたのだが、古い家でトイレまではなかなか遠い。電気をつけたくも、電気の紐まで手が届かない。止むを得ず勇気を振り絞って暗い中を進み何とかトイレに行きついた。 トイレのドアを開けたまま用を足していると開けたままのドアの向こう、背後にある階段に蛍光色に光るボールが……。 様々な怪体験のきっかけとなったエピソード。

「死んでるよ」(23分) 今から二十年以上前、大学三年生だった新沼さんは、貧しい苦学生生活を送っていた。 地方から出てきて古い下宿の一室は本当に小さく狭かったが、隣の部屋には偶然にも同じ大学の同級生で大竹さんが住まいしていたため、寂しさも貧しさもそれ程つらいとは思わなかったという。 ある冬の日、学校帰りに起こったあの出来事に直面するまでは。

「鎌倉奇談」(46分) 音楽関係仕事に就く三十代のオシャレな男性リョウさん。 彼が生まれ育った鎌倉は風光明媚な観光地であると同時に、かつて150年に渡り栄華を誇った鎌倉幕府があった土地であり、又それが大きな戦と共に消えてしまった盛衰の歴史を色濃く残している場所である。 リョウさんがまだ小学生の頃に忘れることのできない事象が自身の身に降りかかったそうだ。激しい雨の降る秋の日、泊まりがけで遊びに来ていた祖父母の住む山奥の一軒家、夜遅くに玄関をたたく音が鳴り響き…。

カテゴリ

怪談

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