読書は本を買って読むもの。
これまでの常識ですが、今は「 本は聴くもの 」になりつつあります。
紙の本、デジタルの本である電子書籍と、時代が進むにつれて読書形態は変わってきていますが、それぞれ文字を目で読むということに変わりありません。
そこで読書の新しい体験として近年話題になりつつある、本を聴く「オーディオブック」 が注目されています。
オーディオブックとは、実際に販売されている本に書かれている文章を声のプロである読み手が読み聞かせてくれるサービス、いわば聴く本です。
実際に近くの本屋に行って本を選ぶより、スマホやパソコンのブラウザからいつでもかんたんに気になる本(オーディオブック)を探して購入できる。
空いた時間や、通勤中といった読書する時間はもちろん、料理をしている時など手が空いてないときでも 耳が空いていれば読書ができる新体験がオーディオブック なのです。
オーディオブックと電子 書籍の根本的な違いは、目と手を使うか耳を使うか。です。
電子書籍の場合、基本的には元来の読書スタイルと同じような体験ができるようになっており、 本や端末を持って文章を読み、ページをめくる。という動作になります。
オーディオブックの場合、全く異なっていて音楽を聴くと同じです。 イヤホンやスピーカーから出る音を聴く。これだけです。
文章を理解するのは、読むと聴くでは異なるので最初は違和感があるかもしれませんが、オーディオブックに慣れるとスラスラと内容が入ってきます。
電子書籍でも、端末によっては音声読み上げ機能がありますが、テキストを機械が読み取って単語をつないで読み上げるものになるのでどうしても抑揚がなく不自然で集中できません。
一方オーディオブックはプロが文章を理解しながらシーン毎に感情を含めて読み上げるので 自分で読んでいるように自然に本を聴く ことができます。
また、脳の仕組み上女性の方が音に優勢といわれているので、女性の利用者も増えてきています。
読書というのは、本を書いた人が伝えたいこと、物語の知識を得ることができる体験です。
読書の新形態オーディオブックでは、知識を得られることの他に様々なメリットや効果があります。
オーディオブック一番の特徴はハンズフリー。耳さえあいていれば読書体験ができます。
イヤホンで聴いて集中するのはもちろん、スピーカーから流れる声でリラックスした体勢で読書が可能です。
機械的な自動音声ではなく、自分の代わりにプロがあなたのために読み聞かせてくれるように読んでくれます。
ナレーターや声優、アナウンサーといった方が読み手なので、シーンによって感情をこめてくれるので、機械にはできない温かみと共にスムーズに頭に文章が入ってきます。
読書は人によって読むスピードが異なりますが、オーディオブックは一定速度で再生、遅いと感じれば倍速といった自分好みの早さで聴くことができるので、思ったより早く読み終えることができます。
一冊の再生時間は本によって異なりますが、6時間~10時間が中心。1日1時間散歩や電車に乗ってる間に聞けば1週間から2週間で読了です。
読書でも集中して読まないと内容は入ってきませんが、オーディオブックでは音声に集中して理解するので必然的に集中力がつくと言われています。
一方デメリットとしては、本であれば、忘れた部分や読み直したい部分があれば少し戻って確認。
ということができますが、オーディオブックは音声で戻って再生になるので、目的の特定の部分を聞き直したいときには、やきもきするかもしれません。
また、専門用語や聞き覚えのないワードだとどんな漢字なのか、カタカナなのか、がわかりにくいということもあります。
これまでの説明でオーディオブックの特徴やメリットはおわかりいただけたと思います。
ベストセラー本はオーディオブックでも多く取り扱っています。
「妻のトリセツ」「教科書が読めない子どもたち」などテレビやSNSで見た、本屋でみたけど読んでない、タイトルは聞いて気になっていた。そんなタイトルを紹介します。
比較的ビジネス書が目立ちますが、初めてのオーディオブックには聴き応え、ボリューム、本の内容と読了後のすっきり感にはぴったりの本です。
ミステリー小説「罪の声」は朗読に加えキャスト毎に読み手が変わるドラマのような豪華仕様になっています。
刊行されるやいなや大きな反響を巻き起こした一冊。子どもたちばかりではなく大人の読解力・理解力の行方も考えさせられます。
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大規模な調査の結果わかった驚愕の実態―日本の中高校生の多くは、中学校の教科書の文章を正確に理解できない。
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