STORY
脳の縫い糸<ユア・フォルマ>
1992年に起きた、ウイルス性脳炎のパンデミックから 人々を救った医療技術は、
今や日常に不可欠な脳侵襲型情報端末へと進化をとげていた。
見たもの、聴いたこと、そして感情までも――。
全てが記録される世界で、重大犯罪事件の捜査は、
記録の集合体<機憶>にダイブできる特別捜査官「電索官」の仕事になっていた。
世界最年少で電索の任についた天才少女、エチカ・ヒエダ。その才能ゆえに孤立する彼女に
あてがわれた新しい相棒は、金髪碧眼のヒト型ロボット<アミクス>のハロルドだった。
最強の二人の前に、秘密は全て暴かれる――!