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[現代語抄訳]言志四録

著者:

佐藤一斎,
岬龍一郎(訳)

ナレーター:

再生時間:

06:00:20

チャプター数:

15

図表の数:

0

出版社:

PHP研究所

作品紹介

日本のリーダー、そしてリーダーになっていきたい方、必読! 日本の「サムライ」たるリーダーとして、西郷隆盛が愛読した「指導者のための聖書」とも言われ、Amazon他ネット書店でも高評価の名著が、オーディオブックになって登場! 組織を導いていく指導的立場の方々にとって、不可欠な素養を身につけることができる至高の1本です。

人の上に立つときの心得、自分自身の壁の乗り越え方、周りの人を幸せにする方法、危機の乗り越え方などを説く本作品は、 どんな時もあなたの心の支えとなり、より良いリーダーになるための行動指針を常に示してくれることでしょう。 新たなステージに進もうというとき、人生の難局を乗り越えたいとき、自分を見つめ直したいときに、その真価を発揮する1本です。

「言志四録」とは、1813年から1851年、江戸時代が終りに近づき明治の足音が聞こえ出すころに書かれ、 当時の若い知識人達に絶大な影響を与えた名著です。

著者の佐藤一斎は、江戸末期に活躍した儒学者で、当時の若者達に強い影響を与えました。 その門下からは、佐久間象山や勝海舟、吉田松陰、伊藤博文など現在の日本を形作った偉人が数多く輩出されています。 それのみならず、ペリー来航の際に日米和親条約の外交文書にも係わってきた佐藤一斎は、 名前こそそれほど知られていませんが、日本近代の影の立役者であると言っても過言ではありません。

本作品では、その佐藤一斎が生涯をかけて書き遺した箴言録である「言志録」・「言志後録」・「言志晩録」・「言志耋録」の 計1133条からなる「言志四録」から現代に通じるものを抜粋し、わかりやすい現代語訳をつけて紹介しています。

「凡そ人を諫めんと欲するには、唯だ一団の誠意、言に溢るる有るのみ。苟くも一忿疾の心を挟まば、諫は決して入らじ。」 (人を諫めるときには、その言葉に誠意が溢れていなければならず、怒りや憎しみの心が少しでもあれば、相手に通じない)

「信を人に取ること難し。人は口を信ぜずして躬を信じ、躬を信ぜずして心を信ず。是を以て難し。」 (人から信頼されるのは難しい。人は言葉ではなく行動を信じるからだ。人は、行動でもなく、その人の心のあり方を信じる)

このように、漢文の歯切れのよい語調を耳で味わいながら、その真意を分かりやすい現代語訳で知ることができる本作品は、 「明治」という新しい時代を切り開いた多くの志士の心を、様々な困難の中で奮い立たせてきた言葉そのものであり、 じっくりと聴き進めることで、心を高めることができ、人間的な深みが増していくでしょう。

生活に追われている日々の中で、時折、このオーディオブックを聞きながら自分と向かい合うのもいいかもしれません。 長い時を超えて愛読されてきた名文に触れるうちに、自分の考え方や生き方が少しずつ変わり始めていることに気づくでしょう。 本作品の言葉に触れて、忙しい毎日の中で忘れていた初心や大切な志を取り戻すこともあるかもしれません。

真のリーダーになりたい人、自分を振り返りたい人、周囲の人を幸せにしたい人の心を揺さぶる言葉が詰まった1本。

常に高みを目指して進んでいくためのバイブルとして、いつでも何度でも聴き直せる座右の1本としていただければ、 あなたの心に、人生に、必要な時に大きな力を与えてくれるに違いありません。

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