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アメリカから<自由>が消える

著者:

堤未果

ナレーター:

再生時間:

03:43:44

チャプター数:

12

図表の数:

0

出版社:

扶桑社

作品紹介

書店やAmazonで極めて高い評価を受ける、人気ジャーナリストの貴重なルポを音声化! 『ルポ 貧困大国アメリカ』などの著書で知られる人気ジャーナリストが 日本ではほとんど報道されない、アメリカの現実を容赦なく切り取った貴重なルポルタージュです。

「自由の国」アメリカはもう存在しない。 9・11以降、アメリカを飲み込み続けている<恐怖>がもたらした功罪は、 <愛国心>の名の下に<言論の自由>を抑え込む暴政でした。

奴隷制廃止や公民権運動など、アメリカの歴史は<自由>を勝ち取ってきた歴史であり、 それが「自由の国アメリカ」と呼ばれるゆえんでもあります。 しかし、9・11テロ以後、私たちの知っていた「自由」なはずのアメリカは 徐々に失われつつあります。

本作品は、ジャーナリストとして様々なメディアで活躍する堤未果氏が、 アメリカ社会、そして日本社会に警鐘を鳴らすべく著した衝撃の事実です。

9・11テロ以降、アメリカは『テロとの戦い』を標榜し、アフガニスタンへ侵攻したことは数多く報道されましたが、 同時に国内でも重要な法律、制度が続々と作られていたことにはほとんど目が向けられませんでした。

通話の盗聴や、金融取引記録の個人情報の入手を政府が自由に行える「愛国者法」。 一度テロリストの容疑をかけられたら最後、憲法で保護されている人権ははく奪される「特別軍事法廷法」。 教育に競争を導入し、成績の悪い子供の個人情報は軍のリクルーターに流される「落ちこぼれゼロ法」。

こうした第二次世界大戦中の独裁政治を思い起こさせるような、 <言論の自由>を奪い取る動きがアメリカ国内では静かに進行していたのでした。

本作品の著者である堤氏も、取材中に電話が切られたり、空港で尋問されたりすることを経験しており、 web上での政府批判が人知れず消されるといった事例も目にしてきました。 大手メディアではなかなか報道されない、アメリカの真実をお伝えするのが本作品です。

<恐怖>におののき、無知と無関心を決めてしまえば、<自由>は権力に奪われてしまいます。 私たちは、真実とそうでないものを選り分けるために、何が起きているかを正確に知らなければなりません。

私たちにとって、ビジネスの上でも政治の上でもかかわりの深い国の現実は、色々な影響を日本に与えるでしょうから、 ぜひ知っておくべき情報が本作品には詰まっています。

アメリカで起きている恐ろしい真実を伝えてくれる貴重なルポであり、 言論の自由について深く考えさせる問題提言がされている本作品をきっかけに、 国際政治や日本国内の政治・経済について、そして自由と権利について、考えてみませんか?

カテゴリ

政治
社会

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