平凡こそ、人生のすべて。幸せに暮らすための先人の知恵
給与生活者でありながら「職業の道楽化」を図り、伝説の億万長者になった本多静六。 健康長寿と暮らし方、考え方、利殖の知恵を余すことなく語った、現代人のための座右の書。 幻の名著、初文庫化!
【本書に登場する本多静六の名言】 「人間は耄碌(もうろく)するから働けないのではなく、働かないから耄碌するのだ。 いよいよ倒れるまで働学併進を楽しむことが、最大最良の健康長寿法である」
「どんな小さな理想(一歩前進)でもよろしい。 それが一たび実現すれば、もはやそれはその人の人生の土台となる。 しかも、その現実を土台として第二のより高き理想が現れてくる」
「世の中で、一番ありふれて、一番真剣なのが金儲けの道である。 不正でない方法、不正でない努力で、金儲けに成功できるものは、 どこかに常人の及ばないエラさがあると私は信ずる」
「私は、このままにならぬ世の中を処して、これをままにするただ一つの秘法を知っている。 それは、この世の中を、ままならぬまま、在るがままに観じて、避けず、おそれず、 自らの努力を、これに適応させていくことである」
© 2021 DWANGO Co., Ltd.