世界の中で「日本」とはどれ程稀な歴史と個性を持つ国なのか、知っていますか?つくづく日本は良い国だと思うと著者の三浦朱門氏は語る。たしかに日本は治安のいい国である。戦前の日本は庶民の家で戸締りをほとんどしていなかった。世界中の多くの社会では出入り口に鍵をかけないと、必ず金目のものをとっていかれるであろう。また18世紀末までのほとんどの大都市は城壁で囲まれていたが、日本の都はそういうことをしていない。このような日本の良さを後に伝えていくこと、そしてより良い国を作っていくことは、日本人の努力目標となりうるという。三浦朱門氏の考える「日本」という国を知る一冊です。
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