累計200万部のベストセラーシリーズから、東アジア最大の古典・「論語」が遂に登場。 「難しい」と思っていた論語は、実はこんなに面白かった!
儒教の祖、孔子の教えを現代の言葉で読み解けば、まっすぐに力強く生きていく力が湧いてきます。
今から遡ること二千数百年、孔丘(孔子)という人物が伝えた言葉は、 時代を超え、東アジア全域でもっと親しまれた最大の古典として私たちに知恵を授け続けています。
この古典の名著である『論語』は、難解なものと思われがちですが、 その内容はとても普遍的で、今の私たちの心にも強く訴えかける力を持っています。
本書では、東京大学東洋文化研究所にて教鞭をとる安富歩教授が、 孔子の教えを現代の誰もが理解できるよう「超訳」し、 難解な『論語』のエッセンスを現代の言葉でわかりやすく表現しました。
「何かを学ぶことは、危険な行為だ。 なぜならそれは、自分の感覚を売り渡すことになるから。」
という、衝撃的な言葉で始まる本作品は、 論語の奥深く普遍的な哲学の世界へと、あなたを導いていきます。
人間の本質とは何か、学び続けることの意義は何か、 人に慕われる優れた人物が備えている素質とはどのようなものか。
こういったテーマを徹底的に考え抜き、 弟子たちに教えを授け続けてきた孔子の思想は、 決して古臭いものではなく、現代の私たちにも多くの示唆を与えてくれます。
『論語』という書物を古臭いもの、難しいものと思ってきた方も、 その難解さを取り去り、現代の言葉でわかりやすく記した言葉の数々に触れていただけば、 「こんなに面白い書物だったのか」と驚かれることでしょう。
長きに渡り人々を魅了し、その生活と精神に寄り添って、生きる力を与え続けてきた『論語』。
様々な思いを抱えながら生きているあなたの背中をいつでも押してくれる、 そんなかけがえのない言葉に出会える1冊です。