あなたの会社の主力事業が10年後消えるとしたら? フィルムカメラからデジタルカメラへの変化する中、「第2の創業」とも称される奇跡的な事業転換を成し遂げた 富士フイルムの舞台裏を、現会長の古森氏が明かす人気作が、オーディオブックで登場!
危機に直面し、それを克服して会社を存続させたリーダーの経営哲学に迫る一冊です。
2000年にアメリカのイーストマン・コダックを抜き去り、写真フィルム市場で頂点に立った富士フイルム。 しかしその10年後の2010年には売上が何と1/10以下に激減します。
フィルムカメラからデジタルカメラへ転換が起こり、写真フィルムの需要が一気に蒸発してしまったのです。
トップを争っていたコダックは2012年に米国連邦破産法11条の適用を申請し、倒産手続きを開始。 一方、富士フイルムは、業界構造の大転換に襲われながらも、「第2の創業」とも称される奇跡的な事業転換を成し遂げ、 医療分野やコピー機などイメージング分野に主軸を移して、今なお屈指の優良企業として名を馳せています。
コダックと命運を分けた、その違いとは何だったのでしょうか。
その陰には一人の男の存在がありました。 写真フィルム分野絶頂期の2000年に社長に就任し、市場が縮小しつつある中で奇跡的な事業転換を成し遂げ、 現在富士フイルムホールディングスの代表取締役会長兼CEOを務める古森重隆氏です。
本作品では古森流経営改革の全貌とそれを支えた経営哲学が、当時の状況を交えながら余すところなく語られます。
かつてのような経済成長が見込めない今だからこそ、 古森氏がどのように危機を克服してきたのかは、一聴に値するでしょう。
どのように事業転換を成し遂げたかのケースブックとして、 そして改革を成し遂げるリーダーのありかたの指南書として、変化に立ち向かうあなたの助けになることでしょう。
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