第二次世界大戦の西部戦線において大きな転機となった、ノルマンディー上陸作戦を成功に導いたリーダーシップとは?
『失敗の本質』から30年を経て新たに紡がれるリーダーシップ・経営論の名著が登場。史上最大の作戦を指揮したアイゼンハワー、チャーチル、ルーズベルトをはじめとするリーダーたちの数々の重要な決断と、それぞれのリーダーが身につけていた「実践知」を解き明かす、幅広い層のリーダーに示唆を与える一冊です。
最強の陸軍国といわれたフランスがドイツに攻略され、北西ヨーロッパがドイツの占領下となっていた第二次世界大戦後期。
2年2か月の歳月をかけて計画され、英米をはじめとする連合国の約300万人が従軍して決行された1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦の成功は、大戦の形勢逆転の大きなポイントとなりました。
本作品は、連合国の数多くのリーダーの決断のもとに計画されたノルマンディー上陸作戦の真実を紐解きながら、この史上最大の作戦を成功に導いたアイゼンハワー、チャーチル、ルーズベルト、その他の多くのリーダーたちの姿を描きます。
ノルマンディー上陸作戦を指揮した連合国の最高司令官・アイゼンハワーは、この作戦で大きな成功をおさめ、戦後にはアメリカ大統領としても活躍したリーダーですが、初めから優秀な人物として周囲に注目されていたわけではありませんでした。
アイゼンハワーはどのようにして偉大なリーダーとして歴史に残る成功を収める力を身につけたのか。そして、そのリーダーシップの内容とはどのようなものだったのか。
カリスマ性のあるリーダーであったチャーチルと比較して、素朴でごく平凡な人物として語られるアイゼンハワーの素顔と、彼が見せたリーダーとしての一面に迫る本作品は、組織を率いて成功に導くリーダー、経営の本質を垣間見せてくれることでしょう。
史上最大の上陸作戦そのものを真正面から論じた歴史入門書としても、幅広いビジネスパーソンに示唆を与えるリーダーシップ論としても楽しむことができる本作品を通して、数多の困難の中で、人が人を動かし、大きな成果を上げるという経営の本質に迫りませんか?