第22回小学館ノンフィクション大賞にて選考委員全員が満点をつけた大賞受賞作が登場!
運輸省や郵政省と闘いながら「宅急便」を普及させた名経営者は、なぜ私財を投じて福祉の世界に入ったのか? 丹念な取材により、名経営者・小倉昌男が生涯闘ってきた「ある問題」に迫る、 小倉氏の人柄への印象を大きく変える一冊を、オーディオブックでお楽しみください。
2005年6月に亡くなったヤマト運輸元社長・小倉昌男。
「宅急便」の生みの親であり、ビジネス界不朽のロングセラー『小倉昌男 経営学』の著者としても知られる名経営者は、 現役引退後、私財46億円を投じて「ヤマト福祉財団」を創設、障害者福祉に晩年を捧げました。
本作品の著者であるジャーナリスト・森健氏は、 これだけ大きな事業を成し遂げた人物が、な ぜ晩年になって多額の私財を投じて新たな分野へ進出したのか そこに確固たる動機が示されていないことに疑問を抱きます。
そして、取材を進めるうちに、小倉氏は現役時代から「ある問題」で葛藤を抱え、 それが福祉事業に乗り出した背景にあったことがわかってきたのです。
丹念な取材で、これまで全く描かれてこなかった伝説の経営者の人物像に迫る、 驚きのラストまで、息をつかせない展開の一冊。
第22回小学館ノンフィクション大賞で、賞の歴史上初めて選考委員全員が満点をつけた大賞受賞作を オーディオブックでじっくりとお楽しみください。