【audiobook.jpスタッフのここがおすすめ!】「自分の事を評価して欲しい!私の意見を聴いて!」・・・そんな風につい自分を良く見せたい、誰かを批判してしまう。誰にでもそのような経験はあると思います。「私が!私が!」とガツガタツと自己を押し付けてしまうのは、自分が幸せになりたいから。でもそうではなく、何にもケチをつけずに過ごしてみたり、執着する事をやめる事で、むしろ平穏に生きる事ができると説きます。そんな人のために、仏教の知識を織り交ぜつつ、身近な例を出しながら、イライラ・不安から開放された軽やかな生き方を指南しています。今回は、その中からごく一部をご紹介いたします。■口にすると気持ちが良くなる呪文をやめる例えば、「それってアホだね!」というような、相手の事を批判したりする時に使ってしまう、些細な「呪文」が存在します。口癖となっているその呪文を言う度に、「あいつってダメ=私ってステキ」という恍惚に浸り、気持ちよくなってしまうのに、多くの人は気づきません。そうなる前に、まずは手始めに、その呪文を認識する事が重要だと筆者は説いています。■「このCDどうだった?」と尋ねないCDを貸した相手に返してもらうという、ごく些細な情景にすら、精神的な借金をムリヤリ取り立てるという行為が介在します。これに限らず、日常的な生活で、人は皆借金取りのように振る舞い、逆に利子を取り立てられているという事が言えるのです。そうではなく、親切は相手にばれないようにこっそりと、見返りを求めず「お布施」のように行う事が大切だと、筆者は説きます。この他にも、「自分」を薄め、心穏やかに生きるための様々な方法や人生論が、自身の経験を交えてわかりやすく書かれています。どうぞ、落ち着いた気持ちで、肩肘張らずにぼんやりと聴いてみてください。【書籍の紹介】東大卒の住職が、欲望を消して穏やか気持ちで日々を生きるための心構えを具体例を交えて指南。ストレス無縁の生活を送りたい方、必読です!本書はウェブサイト「家出空間」などで有名な僧、小池龍之介氏の著書です。なぜ人は「自分が、自分が」「私が、私が」と言ってしまうのでしょうか。その答えはシンプルで、自分が幸せになりたいからです。しかし、そのようなことを言う人は「自分」というものにこだわってしまう「自分濃度」が濃くなってしまい、自分が持っているガツガツとした物欲しそうな雰囲気が漂うようになってしまいます。そうならないためにはどうすればいいのでしょうか。本書には自分を薄めるために必要なことが丁寧に解説されています。とめどない欲望、イライラ、不安から開放されて軽やかに生きるために。ぜひ本オーディオブックを試してみてください。