◆巻末には日野原重明氏が生前に語られた最期のメッセージ(37分)をそのまま収録いたしました。 亡くなる半年ほど前にご自宅で語られた日野原氏の貴重な肉声メッセージです。
「人間は弱い。死ぬのは僕もこわいです。」 105歳の医師、日野原重明氏が、死の直前まで語った、希望と感謝の対話20時間越。 最後の力を振り絞り伝えたかった言葉とは。生涯現役、渾身最期の一冊をオーディオブック化。
オーディオブック版は、毎日放送で長年にわたり活動し、 ラジオやイベントにて本書の朗読をつとめられた水野晶子アナウンサーが朗読します。
【作品紹介】
「人間は弱い。死ぬのは僕もこわいです。」 105歳の医師、日野原重明氏が、死の直前まで語った、希望と感謝の対話20時間越。 最後の力を振り絞り伝えたかった言葉と は。生涯現役、渾身最期の一冊。
「死ぬのは僕でも怖いんだよ。」だからこそ、朝起きて自分が生きていることが、心から嬉しい。 105歳になっても尚、僕にはまだ自分でも知らない未知の自分がたくさんあると感じているのです。 今、最後の力を振り絞って私がしたいのは、あなたとの対話です。 人生の中で、いつも私と共にあったのは言葉でした。 私が言葉によって支えられてきたように、迷い傷ついたあなたへ、私の最期の言葉を伝えたいのです。(本書より抜粋)
2017年7月18日この世を去られた日野原重明さん。 2016年年末からはじまった本書のインタビューは、亡くなる直前まで、 時にはベッドに横たわりながら20時間以上行われました。
言葉を軸にしながら、死と生、病と健康、出会いと別れ等々、人生の深淵について語ります。