本を読む人にしか、わからないことがあるーー。
もし、あなたがよりよく生きたいと望むなら、「世の中には知らないことが無数にある」と自覚することだ。 すると知的好奇心が芽生え、人生は俄然、面白くなる。 自分の無知に気づくには、本がうってつけだ。 ただし、読み方にはコツがある。 「これは重要だ」と思った箇所は、線を引くなり付箋を貼るなりして、最後にノートに書き写す。 ここまで実践して、はじめて本が自分の血肉となる。
伊藤忠商事前会長、元中国大使でビジネス界きっての読書家が、 本の楽しみ方が二倍にも三倍にもなる方法を指南。 本好きを唸らせる一冊。
〈目次〉 第1章 本に代わるものはない 第2章 どんな本を読めばいいのか 第3章 頭を使う読書の効用 第4章 本を読まない日はない 第5章 読書の真価は生き方に表れる 第6章 本の底力