今回は、「神楽坂と新内」シリーズの第2回目になります。前回は、鶴賀若狭掾師匠に神楽坂の昔の様子をお聞きしました。第2回目のテーマは、「新内とは何か?」です。
邦楽の世界でも、新内はあまり馴染みがないという方がいらっしゃると思います。あるいは、曲を聴いたことがないという方もいらっしゃるでしょう。そこで第2回目は、「新内とはどういうものか?」について、師匠に様々な角度からお話を伺いました。
師匠は、新内鶴賀流第十一代家元で、重要無形文化財保持者、人間国宝でいらっしゃいます。新内の誕生から、時代時代の変遷、さらには現代の新内事情までお聞きしました。聞き手は今回も、神楽坂の情報誌『かぐらむら』の長岡弘志編集長です。