「魔法」の話術&「悪魔」の心理術
巷をにぎわす詐欺事件のなかには、「なぜ、こんなものに引っかかってしまったのか?」というものが多くある。騙された内容を聞くと、常識はずれの高配当を謳った投資話であったり、架空の事故の示談金と称して数百万円を振り込ませたりと、いかにも怪しい話がほとんどである。 それでは、なぜ、被害にあった人はそんな詐欺師たちのホラ話を信じてしまったのか? そこには、真っ赤な偽物を本物に仕立て上げる、詐欺師の驚くべき人心掌握術があったのだ。 キャッチセールス評論家として、詐欺集団や悪徳商法団体に数々の潜入取材を試みてきた著者が目の当たりにした、詐欺師のテクニックの数々。本書はそれらを1冊にまとめたものである。
目次
第1章 こうして人は騙される(霊感商法1 個人情報を引き出す話術―おだてれば口は軽くなる 霊感商法2 アジトに引き込むテクニック―動揺させて判断能力を奪う ほか)
第2章 詐欺師の洗脳テクニック(催眠商法1 身分を欺くテクニック―正体を隠すためにダミーを使う 催眠商法2 選択肢を奪う技術―イエス、ノーで考えさせ決断を迫る ほか)
第3章 キメる技術(リフォーム詐欺 取り入る技術―仏の顔で三度ささやく 会員制クラブ 揺さぶりの話術―一気に値引きし、譲歩を引き出す ほか)
第4章 逃がさないための心理術(先物取引1 有利な状況を作る心理術―言質を取って逃がさない 先物取引2 萎縮させ頷かせる技術―恫喝して逃がさない ほか)
第5章 詐欺の「カラクリ」(宝石販売 封殺テクニック―裏の「報告、連絡、相談」でオトす 架空請求 隙につけ込む心理術―身に覚えのある部分を狙う ほか)