一握の砂

明治時代を代表する歌人、石川啄木の歌集です。啄木の語る文語に、そっと耳を澄ませてみてはどうでしょうか?貧しさと病苦にあえぎながら、27歳にして世を去った天才石川啄木。歌壇に新風を吹きこみ、今なお多くの人々の心をとらえてはなさない啄木の処女歌集『一握の砂』から、特に感銘深い172首を収録。1.我を愛する歌　2.煙　3.秋風のこころよさに　4.忘れがたき人人　5.手套を脱ぐ時