CONTENTS (1)共和派の陰謀・・・
(2)懸念・・・
(3)事変・・・
(4)ブルータス・・・
解説 「シーザーは私の友であって、私に対しては常に正しく、常に誠実でありました。けれどもブルータスがその彼には野心があったと言うのです。なるほどブルータスは尊敬すべき人であります。」
シェイクスピアの遺した戯曲の中でも一二を争う人気作品、「ジュリアス・シーザー」。 史劇として、時代に翻弄されながらも己の主義主張に基づき、真っ直ぐに時に狡猾に行きぬく漢達の物語である本作では、様々な「生き方」がぶつかりひしめき合っている。
シーザー。ブルータス。キャシアス。アントニー。そして名も無きひとりひとりの戦士たち。 命を懸け、歴史にうねりをもたらしたそれぞれの想いが大波となり、無常にも彼らを飲み込んでいった。
金か名声か。それとも志か。
人は何に生きるのか――。 編集者からひと言 本シリーズは、シェイクスピアの世界を判りやすいダイジェスト版として、楽しみながら手軽に知ることができます。
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