少ない手がかりからホームズが導き出した答えは!?
聴き応え充分のホームズオーディオブックシリーズ第12弾!
「推理の結果がそばにいる者にとって目を見はるようになるのは、
その者が演繹の基点となるささいな一点を見逃しているからだよ」
ジョン・H・ワトソン・36歳、シャーロック・ホームズ・34歳の頃のことである。
『ボヘミアの醜聞』の事件の翌月にあたる、ある夜──。
奇怪な事件の真相にホームズが迫る!
『曲れる者』(原題:THE CROOKED MAN)は、『背中の曲った男』
『背の曲った男』などの邦題で知られている。
(1893年7月初出/「シャーロック・ホームズの記憶」より)
First published in the Strand Magazine, July. 1893
収録内容
Track1 : 夜の訪問者/(7:06)
Track2 : バークリー大佐 殺人事件/(10:27)
Track3 : 足跡の謎/(10:57)
Track4 : モリスン嬢の告白/(7:47)
Track5 : 曲れる者/(9:56)
Track6 : ウリヤとバト・シェバの挿話/(7:10)
原作:アーサー・コナン・ドイル
1859年生まれ。1930年没。エジンバラ生まれ。医師として開業後、
ホームズものの最初の作品「緋のエチュード」を発表し、その後、
「ストランド・マガジン」にホームズものが連載される。冷静で鋭い
ホームズとさえないが温厚なワトソンが難事件に挑むこのシリーズは
70編近くある。
(青空文庫より)
翻訳者:大久保ゆう(おおくぼ・ゆう)
1982年生まれ。高校1年時より翻訳を始め、以来、各種翻訳を
クリエイティブコモンズライセンスにて広く提供しつづけ、個人・
企業などで様々に 活用されている。現在は研究者として翻訳研究に
携わるとともに、フリーランスの翻訳家・執筆家としても活動中。