『雪女』 『ろくろ首』 『貉(むじな)』 『耳無芳一の話』の4作品を
「小泉八雲の怪談傑作選」として、一挙にまとめました。
明治の頃、全世界に向け“日本”を紹介した小泉八雲。彼は、新聞記者であり、
教師、翻訳家、紀行文作家、随筆家、小説家、そして日本研究家でした。
小泉八雲…、本名、ラフカディオ・ハーン。ギリシャ生れのイギリス人。
彼ほど日本の文化、日本人の心を深く見つめ、そして描き綴った外国人はいないと
言われています。八雲が見つけた、和を尊び、自然を愛する“美しき日本”、その姿を
われわれは彼が遺した幾多の作品から知ることができます。 八雲は、口承されてきた日本各地の怪談や幽霊話、民話、伝説を世に出しました。
日本をこよなく愛し、そして多くの日本人に愛された小泉八雲の繊細で情緒豊かな作品を
どうぞオーディオブックでお楽しみください!
収録CONTENTS:雪女/ろくろ首/貉(むじな)/耳無芳一の話
Disk1
Track1 雪女(前半)
Track2 雪女(後半)
Track3 ろくろ首(上)
Track4 ろくろ首(中)
Track5 ろくろ首(下)
Disk2
Track1 貉(むじな)
Track2 耳無芳一の話(その1)
Track3 耳無芳一の話(その2)
Track4 耳無芳一の話(その3)
Track5 耳無芳一の話(その4)
小泉八雲(こいずみ・やくも)
米国でジャーナリストとして活躍した後、1890年、東洋の神秘に興味を持ち来日。同年、英語教師として松江中学に赴任。小泉セツと結婚。熊本第五髙等中学校(熊本大学の前身校。校長は嘉納治五郎)へ転任。1896年、日本に帰化。「小泉八雲」と改名する。以来、東京帝国大学(夏目漱石の前任)、早稲田大学で英文学を講じながら『怪談』等の英文による名作を執筆する。1904年、米国で、日本の古典や民話、怪談・伝承の類などを取材編集した創作短編集『怪談』を刊行。1904年、狭心症のため54歳で逝去。