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愛撫(小学館の名作文芸朗読)

著者:

梶井基次郎

ナレーター:

再生時間:

00:11:17

チャプター数:

1

図表の数:

0

出版社:

小学館

作品紹介

【小学館の名作文芸朗読】

「私」は子供の時から猫の耳を「切符切り」でパチンとやりたくて堪らなかった。引っ張っても圧迫しても抓ってみても、猫の耳は不死身という疑いを持っていた。ところがある日、猫と遊んでいる最中に耳を噛むと、猫は悲鳴をあげる。古い空想は壊れたが、別なことを空想し始める。猫の爪をみんな切ったら死んでしまうだろうか。鋭い爪がこの動物の活力であり、智慧であり、精霊であり、一切であるはずだ。

カテゴリ

名作文学

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